ウェブ解析士上級を取得するには【徹底解説】

ウェブ解析士【上級】どんな人が受験するの?

ウェブ解析士上級は、初級で学んだスキルをベースに、ウェブ解析コンサルティングに必要なスキルを会得することが目標とされている資格です。具体的には、次の様なスキルが身に付きます。

・KPI(重要業績評価指標)の設定、ウェブマーケティング計画の設定と立案
・時系列分析のセオリー、ウェブ解析の基準値、業務設定
・分析結果のコメント、アドバイス方法

上の内容を見ると分かる通り、初級と比べて学習する内容がかなり高度になります。当然ですが、受験対象も、初級がウェブ初心者から受験できたのに対して、上級ではウェブコンサルタントやウェブ解析士として独立を目指す人など、高いレベルの人が対象になります。また、上級は初級を取得しなければ、認定講座を受けることができません。(ウェブ解析士初級については、こちらの記事を参照してください。)

ウェブ解析士【上級】どうすれば取得できるの?

1.認定講座を受講する

初級の時とは違い、上級では認定講座の受講が必須です。また、初級の講座が1回で行われたのに対して、上級では2回講義が開催されます。特に2回目の講義は欠席してしまうと、試験を受験することが出来なくなるので、注意が必要です。講義は座学ではなく、講師や他の受講者の意見を聞きながら行うワークショップ形式で行われます。
さらに、講義では1回目の講義前に取り組む事前課題と、1回目と2回目の講義の間に取り組む課題レポートが課されます。事前課題ではマーケティングの基本的な思考方法について学ぶ演習問題を解き、課題レポートではウェブマーケティング計画書の立案を行います。課題レポートの提出は必須で、提出しなかった場合はウェブ解析士上級に合格することができません

2.認定試験を受験する

講義を受講した後に認定試験を受験します。試験時間は初級と同じく60分ですが、初級と違って記述問題が出題されます。また、初級と違って問題数は非公開とされ、テキストの試験への持ち込みが認められています。初級では試験結果を試験終了後にその場で知ることが出来ましたが、試験結果はその場では通知されず、1か月以内に、協会から結果が通知されます。

3.修了レポートの作成

2回目の講義を受講した2週間以内にウェブ解析レポートを、Googleアナリティクスを使って作成し、提出します。このレポートの内容も採点され、合否に反映されます。

ウェブ解析士【上級】取得のメリット・デメリットは?

先にデメリットについて挙げると、資格の取得が大変であることが挙げられます。累積合格率に関しては、初級の時と同様に86.9%と高い数字を示していますが、資格の取得には2回の講義受講・3回分の課題(事前課題・課題レポート・修了レポート)・そして認定試験の合格が必要です。また、1回目と2回目の講義は通常2週間程度の間があり、修了レポートを2回目の講義終了後2週間以内に提出することを考えると、長ければ1か月程度をウェブ解析士上級の取得に捧げなければいけません。かなりの長期戦です。さらに、受験にかかる費用は、講義受講料・試験受験料を合わせて86400円で、金銭的にも結構な負担になります。
ですが、ウェブ解析士上級に合格すれば、それだけのメリットもあります。認定者同士で相談・連絡ができるメーリングリストへの登録、合格者名簿への掲載、ウェブ解析に関する記事の執筆、初級ウェブ解析士公式テキストの改訂への参加機会が提供されます。さらに、上級は初級とは違い、ライセンスカードが発行されます。ライセンスカードを顧客に提示すれば、ウェブ解析士としての身分を明らかにし、信頼を得やすくなります。合格するのが大変な分、メリットも初級と比べて大きいことがウェブ解析士上級の魅力でしょう。