ウェブ解析士初級を取得するには【徹底解説】

そもそもウェブ解析士初級って何?

ウェブ解析士初級は、アクセス解析を軸としたウェブ解析のスキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断が出来るスキルを会得することを目標とした資格です。具体的には次の知識が身に付きます。

・ウェブ解析、ウェブマーケティングを行う上で必要な用語
・アクセス解析から得られる情報の認識・分析方法・計算方法
・ウェブ解析による課題の発見方法と改善方法

一見すると難しそうですが、「ウェブ解析とは何か」などの初歩的な内容から取り扱うので、ウェブ初心者でも合格することが可能です。実際、ウェブ業界やコンサルティング業界を経験したことがない方も多数合格していますし、プログラムやHTMLに関する知識も必要ありません。

 

ウェブ解析士【初級】どうすれば取得できるの?

実はウェブ解析士初級を取得するためには、以下の4つのステップが必要です。

1. 公式テキストを購入して学習する

試験を主催するウェブ解析士協会から出版されている公式テキストを購入して、学習します。テキストは公式ホームページ(http://www.web-mining.jp/materials/book/) で購入することができます。

2. 初級ウェブ解析士講座を受講する

テキストの内容を学習したら、認定講座を受講します。講座の長さは5時間程度、内容は公式テキストの予習を前提とした演習が中心です。受講する際は、公式ホームページ(https://www.web-mining.jp/course/beginner/schedule.html)で申し込みができます。なお、初級の場合は講座を受講せずに、いきなり次の認定試験を受験することも可能です。

3. 認定試験を受験する

こちらも公式ホームページ(https://www.web-mining.jp/course/beginner/schedule.html)で申し込みができます。試験はPCを使用して、試験時間60分・4択問題×60問で行われ、問題はテキスト・講座で扱った内容から出題されます。試験結果は、試験終了時に合否・点数が画面に表示されるので、その場で分かります。(マークシートを用いる場合は、試験結果が分かるまで時間がかかります)

4. 認定レポートを作成・提出する

認定試験に合格した後1か月以内に認定レポートを提出しなければ認定が取り消されます。レポートはGoogleアナリティクスを操作して作成します。レポートを提出すればウェブ解析士初級の資格を取得できます。

 

ウェブ解析士【初級】どのくらい難しいの?

ウェブ解析士協会によれば、初級の2015年9月時点の累積合格率は、74.2%です。
合格するのはそれほど難しくはなさそうですね。実際、学習内容は基本用語の定義や、データの取り扱いなどの基本事項が中心になるので、勉強して受からない、ということはないです。実際に、1問例題を解いてみましょう。

(例題)下記の中からアクセスログから分からないものを選びなさい。
(1) 参照元
(2) 訪問時間
(3) 新規訪問者かリピーターか
(4) IPアドレス
正解:(3)

例題の様な「知っていれば誰でもできる」問題が試験では中心になりますので、テキストを丁寧に学習すれば、初心者でも十分に合格できます。ただし、テキストは300ページ程度あり、試験範囲に全て含まれますので、十分な学習時間の確保が必要です。

 

ウェブ解析士【初級】取得するメリット・デメリットは?

メリットは就活の際に役立つ点が挙げられます。当然ですが、ウェブ解析士初級の資格は履歴書に書くことができますし、面接時に公式テキストを持ち込んで内容を説明することで内定につながった体験談がウェブ解析士協会にいくつも届いているようです。
デメリットは、前にも書きましたが学習時間の確保が必要であること、そして受験にかかる費用が地味に高いことが挙げられます。公式テキストに4320円、講座受講に10800円、認定試験の受験に17280円、合計で32400円かかります。ちょっと高めですね…。
ですが、ウェブ業界で働きたい、と思っている方にとっては持っていて損がない「お買い得」な資格です。まだまだマイナーな資格ではありますが、実際に就職の際に役に立ったケースもありますし、体系的にウェブ解析を学習できる良いチャンスと思えば決して損な買い物ではないはずです。受験を迷っている方は、一度受験してみてはいかがでしょうか。